根津美術館
ねづびじゅつかん / Nezu Museum
1941年開館の歴史ある美術館で、2009年に隈研吾設計によって建物が改築されました。NとMの文字を屏風風に仕立てたロゴは、ペーター・シュミットのデザインです。入り口までのアプローチは長い直線で、薄い鉄板の軒下で、竹と玉砂利が敷き詰められた空間を通っていきます。和を感じさせつつ、ワクワク感が漂います。館内は1,2階に展示室、地下に講堂があり、美術館裏には広大な日本庭園があります。館内に入って、上を見上げると切妻屋根の勾配がはっきりとわかり、特に2階のラウンジでは天井裏にでもいるかのような感覚です。展示されている尾形光琳の「燕子花図屏風」を見てから、裏の庭園に咲いている本物の燕子花を見ると、また違った趣がありました。
根津美術館 ホームぺージ (別ウィンドウが開きます)
設計 | : | 隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所 ※くまけんご |
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施工 | : | 清水建設 |
竣工 | : | 2009年 |
階数 | : | 地上2階、地下1階 |
用途 | : | 美術館 |
所在地 | : | 東京都港区南青山6-5-1 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
【次の建物】 花泉農協会館(現:JAいわて南 花泉支店)(岩手県)
【前の建物】 古川市民会館(現:大崎市民会館)(宮城県)
コメント
2016年11月 3日 11:03
いい記事ですね
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