JR高知駅
ジェイアールこうちえき / Japan Railway Kochi Station
森林県の高知らしく、木材を多用して作られている駅舎です。駅舎は南北に分けるように建っていて、南側と北側で異なったファサードになっているため、二つの表情が楽しめます。北側はチタン亜鉛合金の屋根が段々になって、中央に排煙用の水平ルーバーが設けてあります。南側はアーチを描くように大きめのH型鋼が連なっていて開放的です。個人的にはこちらの方が好きです。北側アーチの足下はSRCの柱に取り付いていますが、このコンクリート部分は木目調が凄く綺麗に残っていて印象的でした。駅舎屋根はスギ集成材のアーチに鉄骨のトラスが付いている混構造で、鉄道が未電化のため、排煙用にアーチ上部には排煙トップライトが設けてあります。
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設計 | : | 内藤廣/内藤廣建築設計事務所、四国旅客鉄道、四国開発建設 ※ないとうひろし |
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構造設計 | : | 川口衞/川口衞建築構造設計事務所 ※かわぐちまもる |
設備設計 | : | 四国鉄機、四国電設工業、明野設備研究所 |
施工 | : | 鹿島・四国開発建設共同企業体 |
竣工 | : | 2008年 |
構造 | : | 鉄骨鉄筋コンクリート造、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
用途 | : | 駅舎 |
所在地 | : | 高知県高知市栄田町2丁目 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
【次の建物】 脇町立図書館(現:美馬市立脇町図書館)(徳島県)
【前の建物】 ワタリウム美術館(東京都)
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