九州工業大学記念講堂
きゅうしゅうこうぎょうだいがくきねんこうどう / Memorial Hall, Kyusyu Institute of Technology
九州工業大学戸畑キャンパス内に建つ記念講堂で、折板構造が大きな特徴になっています。上から見ると扇状になっていて、正面入り口の方が扇が広がった部分になります。ギザギザの屋根が飛び出して、そのまま正面の庇になっていますが、8mと結構な長さが出ている割に厚みが薄いためか軽やかな感じになっています。折板構造の屋根と背面に目がいきがちですが、格子状の壁面や側面の階段形状なども、個性的な意匠で面白いです。エントランス部の外壁を、隣に建つ事務棟の壁と同じにし、また位置も同じ軸上になるようにしてあります。そのため、エントランスが中心から少しずれています。
九州工業大学 ホームぺージ (別ウィンドウが開きます)
設計 | : | 清家清 ※せいけきよし |
---|---|---|
構造 | : | 鉄筋コンクリート造 |
竣工 | : | 1960年 |
用途 | : | ホール |
所在地 | : | 福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
【次の建物】 九州工業大学事務棟(現:鳳龍会館)(福岡県)
【前の建物】 アカデミア書店(フィンランド)
コメント
コメントを書く