障害者用の駐車場が一番手前の入れやすい所にあり、かつ綺麗に舗装されていたのはさすがに福祉施設かなと思ったんですが、そこから奥の一般駐車場が舗装されていない砂利道ってのはどうかと…。駐車場くらい整備してはいかが?
外観は大体がコンクリートの打ち放しですが、個人的に福祉施設と言うと暖かみのある柔らかい感じの建物を想像するので、福祉施設の建物としては冷たい感じがしました。打ち放し自体は格好良くて好きなのですが、ここでは少しマイナスイメージでしたかな。あと全然関係ないですけど、打ち放しでイメージするのは前川國男の東京文化会館だったりします。
屋上は芝生が敷き詰められていて、おお、ここは福祉っぽいかもと思ったり。ちなみに両側の建物(東西ウイング)に各2つの避難すべり台が付いてますが、そりゃまぁ緊急時には必要ですが、もっと他の形での避難路もあったのではと思います。結構無意味なすべり台に見えます。
中に入ると、内観は外観とは違い全体的に優しい感じがしました。それにふっと上を見上げると、東京国際フォーラムを小さくしたイメージを感じたりしました。一つ思ったのが、あぁココはライトの使い方が上手いなと。色々な所に小さいきつくないライトがあって、内観を綺麗に演出してた気がします。陽だまりガーデンでは、椅子とテーブルに夕陽があたってる感じでライトが照らしてたりしました。あとはエレベータの中に椅子があったのには驚きましたが。
施設部屋の扉の取っ手が、非常に使いやすいと言うか、握りやすい感じを受けました。こ、これは良いと。高松さんのサイトのOTHER WORKSの中の上から4つ目、「ユニオンドアハンドル」だと思います。形状もシンプルにまとまっていて、この施設で最も好印象のモノでした。
建物の隣にはふるさと広場と言う広場があります。ここではホタルを飼育しているようなので、時期になると綺麗かもしれませんね。あと泳いでいるのは鴨なのかよく知りませんが、泳いでいると見せかけて実は足で地面を蹴って進んでいるのが見えました。笑えました。凄く浅いんです…。
施設の中身は師勝町民じゃないと利用できませんが、見学は自由にさせて頂けるのでよかったらどぞ。当然、入場・駐車場無料です(笑)