白川公園の東南部に位置し、自然の中で静かに美術作品が観賞できるようになっています。
公園内には、他に市科学館・プラネタリウムがあり、「文化の香り高いまち名古屋」を演出しています。
美術館の裏側に寝ている像には少しビックリです。
美術館は3層構造になっており、1層が地下に埋まる形で作られています。
ここのロビーは、2階の3層まで吹抜け構造になっており、ここが地下だと言う事を忘れてしまいそうです。
またロビーには、ブロイヤーのワシリーチェアやミースのバルセロナチェアなどが置いてあり、
2階にも、ミースのバルセロナスツールやコルビュジェのLC1などが置いてあります。
この建築の主要なテーマとして、西欧と日本の文化、あるいは歴史と未来の共生が挙げられています。
西欧の建築様式や江戸の天文図等を引用し、正面入り口のアプローチグリッドと呼ばれる枠組み空間は、鳥居を。
裏側にある観賞池は木曽川上流・中流のイメージを。
他にも犬山市にある国宝である茶室・如庵の写しや、名古屋城城壁のイメージなどもあります。
今回、市美術館を見学に行ってバルセロナチェアやLC1に座れたことが感動でしたよ。