2002年10月12日に開館したばかりのセラミックパークMINOです。
県現代陶芸美術館と展示施設を核とする建物で、総事業費は120億円と言う巨大施設。
駐車場からの通路の天上には、陶磁器の産地らしく陶片が埋め込まれてます。

正面入り口 駐車場からの通路

県現代陶芸美術館に採用されている、「並進振子免震システム」は世界初の試みみたいです。
地震が来ても、建物自体が振子の様に揺れて美術品を守るというシステムです。

免震構造 免震構造

他にもレストランやショップ&ギャラリー、茶室や展示ホールなどがあり、中でも茶室が大変綺麗です。
セラミックパークMINOには、設計上の特色として「自然との調和」が挙げられるように、周りに自然が多くあります。
そして茶室の"和"の雰囲気と、その自然の雰囲気が妙にマッチした感じです。

茶室 茶室

また展望台もありますが、建物自体他と比べて高い位置にあるので、眺めは抜群です。

広場からの眺め

自然が回りに多くある為、秋頃には紅葉も綺麗です。
ぜひ、行くなら紅葉の時期に行ってみては…。

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DATA

セラミックパークMINO

建物名 セラミックパークMINO
※せらみっくぱーくみの
設計 磯崎新/磯崎新アトリエ+熊谷建築設計室設計共同企業体
※いそざきあらた
施工 東急・鴻池・岐建特定建設工事共同企業体
竣工 2004年
用途 複合施設
敷地面積 約17ha / 延べ床面積:14,459m2 / 建築面積:7,954m2
建物構造 鉄骨及び鉄骨鉄筋コンクリート造り
4層構造
工期 2001年11月~2004年3月
所在地 岐阜県多治見市東町4-2-5
周辺の地図 (マピオン)
サイト セラミックパークMINO ホームページ

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